自民党市政復活を許さず、市民のための市政前進をめざして、鹿内市長を自主的に支援します

青森市長選挙が4月に迫り、青森市内は政治宣伝があふれてきました。

4年前、長らく自民党市政のもとにあった青森市政は、鹿内市長の誕生で切り替わりました。
いろいろ問題がありましたが、特に、側近政治は大変な弊害でした。それを鹿内市政は転換し、市民の声で政治を動かすようになっています。今度の選挙で立候補する自民党候補は、「『市民が主人公』は結構だが、スピード感・リーダーシップが失われた」と言いますが、そのリーダーシップのもと、腐敗と側近政治をはびこらせたのは自民党市政です。
私は、この転換は確実だったと思います。
同時に、鹿内市政にさまざまな問題があったことも事実で、私たちも厳しく対峙してきた部分も少なくありません。

4月の市長選挙では、自民党市政の奪還を許さず、市民のための政治を前進させるために、鹿内市長を自主支援することにしました。

以下、3月21日に発表した見解です。



一、日本共産党が加盟する「明るい清潔な青森市政をつくる会」は3月18日、幹事会を開催し、4月7日告示の青森市長選挙に「自民党市政復活阻止の立場から独自候補を擁立せず、鹿内市長を自主支援する」ことを決定しました。
前回2009年の市長選挙では、自民党・佐々木市政に市民の厳しい審判が下されました。佐々木市政が市民無視・側近政治と、国・県に追随してムダな大型開発優先・市民のくらしと福祉を切り捨ててきたからです。自民党は今度の市長選挙で「市政の奪還」をかかげて元県副知事の蛯名武氏を擁立します。蛯名氏は副知事時代、原発・核燃はじめ一貫して国いいなりの県政推進の役割を果たしてきました。また自民党は市議会で不要不急の大型プロジェクトを主張し、生活保護や住民投票制度など市民のくらし・市政参加を攻撃しています。日本共産党はこうした自民党市政の復活を許さず、これに厳しく対決するものです。
青森市長選挙は、安倍自公政権発足直後の県庁所在地での首長選挙です。安倍政権は「TPP交渉への参加」「原発再稼働・新増設」「憲法改定」を表明し、大型事業のばらまきと大企業減税、国民には大増税とくらし・社会保障の削減をすすめています。「国の悪政直結の市政復活か、姿勢が市民のくらしを守る防波堤の役割を果たすのか」が大きく問われる政治選です。

一、日本共産党は前回市長選で、市政の転換へ鹿内博氏を自主支援するとともに、この間、鹿内姿勢に対して、市民要求実現の立場から、是々非々の立場で対応してきました。
鹿内市政は、これまでの自民党市政とはちがい、市民の声を聞き、市民参加をめざす市政運営の方向に転換しています。大型開発や税金の無駄遣いの見直し、原発ゼロや消費税増税反対の政治姿勢など、市民の立場にたった市政への一歩をふみだしています。市民の切実な要求実現への道もひらかれています。実際、日本共産党がこの間、市民とともに運動し議会論戦で提案してきた住宅リフォーム助成制度、学校耐震化と体育館暖房、子ども医療費無料化の拡大などがそれぞれ不十分さもあるとはいえ実現・前進しました。事業所税を実質負担ゼロにする助成制度の創設、地域住民が反対の声をあげたヤード開発の中止、県警OBの天下りポストである特別職の危機管理監も廃止されました。これらは市民の世論と運動が市政を動かし、さらに市民要求が前進していく可能性を示すものです。
同時に、指定管理者制度の拡大、また3月議会に提案された国保税引き上げ案など”市民のくらし最優先”とは言い難い面があります。公約の実行の不十分さもあります。その背景には国の悪政によるデフレ不況・社会保障削減政策が市民のくらしと地域経済を破壊してきたこと、前自民党市政が残した負の遺産、また前市政を支えていた自民・公明などの勢力が議会で多数をしめているという力関係もあります。
3月議会では市民の運動が大きな力となり国保税引き上げ案が常任委員会で否決されました。鹿内市政の積極面をさらにすすめ、不十分な点を前向きに解決していくためには、いっそうの市民の運動が必要です。日本共産党は、これからも是々非々の立場をつらぬき、少人数学級の実現や除排雪対策など市民の願いを積極的に提案し、前進をめざします。市民の運動と日本共産党の役割はいよいよ重大になっていると考えます。

一、青森市議会議員の報酬削減をめぐる問題で、審議会が答申した15%削減案を、日本共産党と4人の議員が賛成したものの、自民・公明などが反対し否決したことに、市民の厳しい批判が集中しています。第三者機関の審議を経ずに「議員が議員報酬を決める」ことなど到底市民の理解は得られません。鹿内市長は市長23%、副市長11%、議員報酬15%削減の条例改正案を再提出する方針を表明しています。日本共産党は、市民の声が通る市政・議会改革の方向として当然と考えます。

一、以上の点をふまえ、日本共産党は、自民党主導の市政の復活を許さず、市民のための市政を前進させていく立場で、鹿内市長にたいし自主的な支援を表明します。
青森市民がいま市政に望んでいることは、①憲法と地方自治を守り、市民にひらかれた市政をいっそうすすめる、②国のくらし・社会保障削減の押し付け、市民負担増に反対し、市民生活と福祉、地域経済の活性化、市民サービスを充実させる、③大企業奉仕の大型開発を許さず、清潔・公正な市政をすすめることです。
日本共産党は、こうした市民の願い実現に力をつくし、青森市政を「市民のための市政に」前進させるために、引き続き市民運動との連携を強めて奮闘していく決意です。
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by yohimata | 2013-03-22 20:41
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