「宿敵」が登場

吉俣です。

今朝、「しんぶん赤旗」日刊紙をみて、びっくりしました。

なんと、自民党の元幹事長・野中広務さんがインタビューにこたえて登場しています。

野中さんみずから、「『宿敵』だったあなた方(赤旗)に私の思いを語るのも、いまの時代が、そうさせるのだと思います」と語っています。
そして、小泉内閣以降に「日本社会の屋台骨が粉々」になってしまい、それを恥じて議員を退いたこと。
イラク特措法など自衛隊の海外派兵の連続に、「むなしさを感じ」「自民党は戦争が好きな政党になってしまった」と語っています。
また、憲法について、自身は九条二項を改定すべきだと語り、この点では「あなた方とはちがうかもしれないが、・・・9条を含めて現在の憲法を守るべき」」と見識を語ります。
さらに日米関係について、いま、安保条約はあっても友好条約がないことを指摘し、「やはり日米平和友好条約を結べる環境をつくらねば、日本はいつまでたっても米国と対等になれないと思います」といいます。

正直言って、感心しました。
野中さん自身も語っているように、私とは意見が違うところもあります。しかし、保守の政治家であり、しかも、政権の中枢にいた人物が「赤旗」に登場して思いを語る。しかも、基本的に違和感のないまともな発言を行う。まさに、「時代」の変化を感じさせます。

私自身、保守であろうがなんだろうが、これまで共産党とは関係のなかった人々も含めて、人の話に耳を傾けることを大事にしてきたつもりですし、これからも大事にしたいと思っています。
それは、当面の総選挙で票をほしい、などという狭い気持ちではありません。
自民党政治がゆきづまり、保守であろうとなんだろうと、まじめに社会のことを考えている人々が模索を強めているいま、そういう人々の話もよく聞き、耳を傾けて吸収することは、新しい日本をつくる力になるだろうと思っているからです。

今日の野中さんの登場は、その点でも学ばされるものでした。
by yohimata | 2009-06-27 22:25 | 吉俣が学び考える!!
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