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東京都議選が告示

吉俣です。

昨日、東京都議選が告示されました。東京の都政の方向を問う選挙であると同時に、総選挙の前哨戦という様相を呈しています。各党の党首がそろって街頭で訴えたことも、この選挙の重要性を物語っています。

その第一声について、「しんぶん赤旗」を読みながらいろいろ考えました。

自民党の麻生総裁。
東京のことは語らなかったそうです。語った唯一の部分は、「東京が一番世の中で進んでいる」と一言ふれただけ。あとは、「定額給付金覚えてる?」「エコポイントを始めた。売れているだろ? 買った?」などと、相変わらずの上から目線。こういうセリフを聞くと、定額給付金などは、選挙対策そのものだったということをあらためて思い知らされます。

民主党の鳩山党首。
「ムダ使いといえば、新銀行東京もべらぼうだ」と言ったそうですが、その新銀行東京を絶賛したのは東京の民主党でした。「コンクリート、ハコモノだけは熱心につくるような政治」といいますが、東京で、「一メートル一億円」もかかる東京外郭環状道路などを推進したのも民主党です。菅さんが、自公について、「なんでも石原さんには逆らえない」と批判したそうですが、東京の民主党が、知事提案に99.3%賛成している、与党となっている事実をどう説明するのでしょうか。

日本共産党の志位委員長は、全国最低に落ち込んだ高齢者福祉を取り戻すこと、都立病院半減計画に反対すること、30人学級を実現することなどを訴え、東京都議会で、オール与党のもと、日本共産党都議団の論戦と都民の運動で、あと一歩まで追い込んでいることを訴えました。

「共産党を伸ばして、願い実現を」の声を、東京でもひろがることを期待したいし、具体的な形態はいろいろあっても、青森の地方政治も、わが党がそういう役割を発揮できるように、さらに奮闘したいと思いました。
by yohimata | 2009-07-04 23:28 | 吉俣が行く!!
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