地域医療再生へともに

3日、八戸市医師会理事の本田忠さんと懇談をおこないました。

先生が用意してくださった資料をもとに2時間。医療情勢や政治の問題について話し合えた有意義な時間となりました。

本田先生は、整形外科医。
「事業仕分け」で、「金持ちが多い」と根拠のない数字をもとに、槍玉にあげられた医科の先生です。

「慢性期医療や整形外科を、”ごくつぶし””サロン化”していると標的にし、医療の『効率化』をはかろうというのが、いまの政府のやり方だ。まさに財務省の発想で、地域医療がどうなるのかと思う」
「診療報酬の改定をみると、自公政治の時代にはおそるおそるやってきたことを、さらに突出した形でやっている。総合医の導入や混合診療の解禁がその行き先。この道は絶対にダメだ」

次々と、医療政策への分析・見通しと、「これではいけない」の思いが飛び出してきます。

また、「再診料の議論に隠れてあっさり決まってしまったが、領収書を二種類出すことを義務化したことは、大変な問題だ」と語られたことも、現場の声として受止めました。

私もあらためて、地域医療を守るための、共同をひろげる先頭にたって頑張る決意を元気をいただきました。

ちょうど今週の「しんぶん赤旗 日曜版」は、診療報酬の改定に関わって、2つの県の医師会長のインタビューが掲載されています。

愛知県医師会長の妹尾淑郎さん。
「今回の診療報酬改訂には不満です。この間、診療報酬がずっと削られてきたせいで医療崩壊が起こってきました。・・・とくに診療所にとっては、増えるどころか、実質マイナスの厳しい改定でした。・・・診療所はこれでがまんしろといわれても、黙って従うわけにはいきません。今度は民主党が医師会に頭を下げる番だと思っています。踏み絵を踏むのは民主党の方です。」
「私は共産党と一緒で、自己負担なしの医療をしたいというのが私の理想です。みんなとは違うかもしれませんが、昔からそう言っています。医は仁術ですよ。カネじゃない。」

新潟県医師会長の佐々木繁さん。
「民主党政権が、社会保障費自然増を毎年2200億円削減するという路線をやめたこと自体は評価していいと思います。しかし、当初は、下がり続けてきた診療報酬を大幅に引き下げると明言していたのに結局は実現せず、期待はずれに終わりました。」
「これからは医師会として特定の政党におもねることなく、政権与党だけでなく、どの政党にも事実にもとづいて説得力ある医療政策を積極的に提言していきたい。崩壊しつつある日本の医療の再生をともに図っていきたいと思います。」
by yohimata | 2010-03-05 19:58 | 新しい政治へ
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